光と影を生きる コロナ時代に立ち会って
久々の更新になりました。
子供たちの長い休校、休園も少しずつ解除されてきて、
私も気持ちが外向きになってきています。
今日は大きな時代の変わり目となるであろうこのコロナ時代に立ち会って、
改めて 「光と影」両方を認めて生きることの大事さ を感じたので、
ここに書いてみたいと思います。
この2、3ヶ月で私が考えたこと。
一番大きなことは、
「もし私が死んだら…」
ということでした。
コロナ以前はあまり考えていなかったこと。
けれども、この期間はすごく具体的に考えました。
そして、
「子供たちのために今はまだ死ねない。神様、まだお迎えを寄越さないで!」
とも思いました。
夫と、そうなったときのことも話したり、
生命保険の書類についていた家族へのメッセージカードをようやく書いたりしました。
こうして死を意識することで、
日常がどんなに期間限定の素晴らしいものなのかを思いしりました。
死を意識すると 生が輝く。
いつもお客様に、「光と影はセットです」「現代人は影を見ない」「影も楽しんで」とお伝えしているにも関わらず、
私は自分では何も見ていなかったのだと
改めて気付いてしまったのでした。
死がいつか私に訪れることは、コロナ以前も今も変わることのない事実ですが、
それを現実味のあることとして意識できるようになったことは、
私にとって大きなことでした。
そしてもしかしたら、
この「影を認める」ということは、
これまでなんとなくあった
時代の閉塞感 息苦しさ
から抜け出す一歩になるのではないか、そんな予感がしています。
限られた人生、
自分らしく生きようとする人が増えるのではないか?
自分自身に対しても
社会に対しても
そうありたい、そういう社会が来るといいなと思っています。
麦わらのストロースターを子供と一緒に作ろう!はじめての作り方を解説します。
こんにちは!
麦わら装飾作家のForest Chimneyです。
今回は、子供向けのストロースターキット"シンプル"を使って、ストロースターを作ってみましょう♪
ストロースターキットをまだ持っていない方はこの記事を参考になさってくださいね。
それでは、キットを手元に準備して一緒に作りましょう!
まず一番簡単なスターを作ってみますよ!
子供向けのストロースターキット"シンプル"を使って簡単なスターを作ってみよう
作れましたか?
難しかったかな?
それとも簡単?
次は他の形も作ってみましょう!
子供向けのストロースターキット"シンプル"で作るバリエーション
いかがでしたか?
わからないことや、もっと違う形を作りたいなど要望があったら、コメントくださいね。
それでは、次回は大人向けに作り方を解説していきたいと思います😊
***追記*** 2020.12.7
麦わら手しごと教室をオンラインで開講予定です。
noteというサービスを使って、ヒンメリやストロースターなどの作り方を動画でお伝えします。
全国どこにいても麦わらの手しごとが学べますし、動画を見て作っていただく形式なので、時間を気にすることなく気軽に始められます。
教室のサークルもnote上で設置予定です。生徒さん同士での交流や、作り方の質問なども受けつける予定です。
ご興味のある方は、私のnoteをフォローしてください(^^)
麦わらのストロースターを子供と一緒に作ろう!キットの選び方を解説します
こんにちは!
麦わら作家のForest Chimneyです。
今回は、お子さんと一緒にストロースターを作ってみたい方、またはお子さんの工作として買ってあげたい方に向けて書いてみたいと思います。
その場合、最初にストロースターキットを購入されることが多いと思いますので、
キットの種類「シンプル」と「初級」の違い と 出来る作品の違いについて解説したいと思います。
尚、シンプルキットでの作り方については次回解説しますが、「初級」キットで解説した記事も参考にしてくださいね☺
※ 私が持っている「初級」キットは旧バージョンです。
新バージョンでは、日本語解説が詳しくなり、糸と針が追加されているそうです。
それ以外は同じで、作ることができる作品も変わりませんので、その前提でお話ししますね。
ストロースターのキットには三種類があります
麦わらのストロースターキットはいくつかあるので、購入しようとすると迷われるかもしれません。
日本で扱われているキットの種類は「シンプル」、「初級」、「上級」の三つです。
大まかにいうと、
「シンプル」は、子供向け
「初級」は、大人の初めての方向け
「上級」は、大人の経験者向け です。
初めての方は、「シンプル」か「初級」を購入しましょう。
以下に、二つの違いを解説しますね。
「シンプル」は子供向け
まずシンプルの内容と出来る作品例を見ていきましょう。
内容は、解説書、8穴の中小枠、ストロー割り器(4分割)、カラーストロー(色付の麦わら)、ナチュラルストロー(麦わら) です。
特に「初級」との重要な違いは、枠の穴(谷の部分)が8つしかないことです。
この部分にわらを置いて組んでいきますが、これが減ることで簡単になっているのですね。
また、ストロー割り器も、4分割です。藁が細くなりすぎないので、割れにくく、子供でも扱えますよ。
枠にガイド(麦わらを置く線)がついていたり、かわいいネズミが解説している点も子供向けに作られています。
実際に作っている様子(4歳)
先日、4歳の娘に「シンプル」キットを使ってもらいました。
ふだん私がストロースターを作っているところは見ていましたが、自分でやってみるのは初めてでした。
わらの置き方や糸の巻き方を教えながら、10分ほどでスターを作ることができました。
なお、彼女は工作好きです。
幼児でも手先の器用な子なら、シンプルキットで大人と一緒に楽しく作ることができると思います。
また、小学一年生の不器用長男に作ってみてもらいました。(笑)
糸を巻くところが、少し難しいようです。
そういう場合は、糸だけ大人が巻いてあげて、藁を組むところと、藁をカットするところをやらせてあげると楽しいと思います。
子供の場合、麦わらと糸だけで何らかの形が出来上がることが醍醐味だと思います。
少々不恰好でも、素敵な幾何学体験が出来ますよ♪
「シンプル」の作品例
「初級」は小学校高学年から
初級の内容は、解説書、枠、ストロー割り器、糸と針、カラーストロー、ナチュラルストローです。(※写真には糸と針が抜けています)
「シンプル」よりも枠の穴が多く、12個空いています。それによってより細かく複雑なスターを作ることができます。
出来上がる作品の違いは、例えば同じように組んだとしてもこのように違います。
小学校高学年以上で工作が好きな子には初級キットをおすすめします。
初級の枠はシンプルに比べると断然作品の幅が広がるからです。
わらを綺麗に並べたり、糸を巻くのに多少の根気と器用さが必要ですが、
難しそうなら、大人が少し手伝ってあげると楽しく製作できると思います。
最初は大人と一緒に作り方を覚えて、出来るようになったら、
様々な形と色で楽しみましょう♪
細かいのは難しそう、、、という子には、シンプルキットから始めて、後で単品の初級の枠を追加する手もありますよ。
「初級」の作品例 (大人が作ったものです)
次回は、シンプルキットを使って、子供向けに作り方を紹介したいと思います。
休校中、休園中の親子さん、一緒に作ってみませんか😊
***追記*** 2020.12.7
麦わら手しごと教室をオンラインで開講予定です。
noteというサービスを使って、ヒンメリやストロースターなどの作り方を動画でお伝えします。
全国どこにいても麦わらの手しごとが学べますし、動画を見て作っていただく形式なので、時間を気にすることなく気軽に始められます。
教室のサークルもnote上で設置予定です。生徒さん同士での交流や、作り方の質問なども受けつける予定です。
ご興味のある方は、私のnoteをフォローしてください(^^)
ストロースターを作ろう! 必要な道具と簡単な作り方
こんにちは!
麦わら作家のForest Chimneyです。
今日は初めての方でも素敵なオーナメントが出来上がる
「ストロースターの作り方」をお伝えしようと思います。
ストロースターは、ドイツの伝統装飾で麦藁(英語でストロー)を組んで作った星形のオーナメントです。
麦藁を組むための枠が販売されており、これを使えば様々なパターンのスターを作ることができます。
この記事では
必要な道具や材料の麦わらの調達、
ストロースターの一番簡単な星の作り方までを解説します!
素朴で美しいストロースターをご自分で製作し、
窓辺やクリスマスツリーに飾って楽しんでみてはいかがでしょうか?
ではスタートです^^
目次
- 1.必要なもの
- 1-1. 一括で揃えられるストロースターキット
- 1-2.ストロースター用の枠とストロー割り器
- 1-3.麦藁
- 麦藁の入手方法
- 1 -4.糸
- 2.一番簡単なストロースターを作ってみよう
- 3.おわりに
1.必要なもの
ストロースター作りに必要なものは、ストロースター用の枠、麦藁(ストロー)割り器、麦藁、糸、ハサミです。
高価な道具を揃えなければならない手仕事ではありませんので、
気軽に始められますよ。
おすすめはストロースターキットで一括で揃える方法ですが、
枠や麦藁などを個別で購入することもできますので、以下に解説しますね。
1-1. 一括で揃えられるストロースターキット
ストロースターを始める際に購入されることが多いのが、こちらのキットです。
私も旧バージョン(2017年から新バージョンに変わりました)のストロースター初級キットから始めました。
これから始められる方にはこちらのリンクの一番上にある「初級」キットをおすすめします。
内容は、中と小の枠、麦藁割り器、糸と針、麦藁、解説書です。
・ストロースターキット
(メルヒェンさん 私はこのお店で出会いました)
旧バージョンでは、ドイツ語の解説書に日本語訳の補助解説が別でついていて、
二冊を見比べながら「これどういうことだろう…?」と頭を悩ませていた記憶があります。
新バージョンでは日本語訳が詳しくなったようですので、改善されているかもしれません。
いずれにせよ、下に動画で作り方を載せていますので、見ていただければすんなり作れると思いますよ。
※「ストロースターキット 上級」も販売されていますが、初心者は初級を選びましょう。また、「シンプル」は、パターンが限定されてしまうので、大人の方ならば初級をおすすめします。お子さんには「シンプル」をおすすめします。
キットは一括で揃うので便利ですし、様々な作品のパターンも載っているので自分である程度作っていけます。
少しでも安く抑えたい方や、ちょっとだけやってみたい方は、
枠(最低一個)、ストロー割り器、麦藁と糸があれば製作可能です。
以下に解説しますね。
1-2.ストロースター用の枠とストロー割り器
枠を自作している方も見かけますが、麦藁がしっかり固定出来ないと糸を巻くのが大変です。
なので、私は専用のホルダーを購入されることをおすすめします。
中サイズ、小サイズどちらか一つ購入する場合は、小さい方が初心者向けです。
2つ揃えるなら、キットを買いましょう。
また、ストロー(麦わら)割り器は、6分割と4分割があります。
6分割のほうが複雑なストロースターを作ることができますが、
お子さんには4分割がおすすめです。
※2021.8.8追記※
オンライン教室「麦わら手しごと教室」では、受講生に向けて特別価格で道具を販売することになりました。
受講生限定価格ですので、麦わら手しごと教室で学ぼうという方はこちらから購入いただけるとお得です。
1-3.麦藁
ストロースターに適している麦藁は、小麦の麦藁です。
ヒンメリではライ麦を使いますが、ストロースターでは藁を縦に割くので、太めの麦藁が適しているからです。
麦藁の入手方法
①.ドイツのおもちゃを扱うショップで購入する
ヨーロッパから輸入した麦藁を扱っています。
ストロースター用の麦藁は22㎝で売られているものがほとんどです。
30㎝で売られているヒンメリ用とは太さが違いますので、注意してくださいね。
先ほどのメルヒェンさんの他にも取り扱いがあります。
・ザイフェンさん
https://seiffen.jp/handmade/himmeli-strowstar/5254/
・ペロルさん
https://perol.jp/smp/item/himmeli_straw_30cm001.html
②.農家さんから分けていただくか、購入する。
身近に農家さんがいらっしゃれば、麦藁を分けていただけるかもしれません。
コンバインで裁断されてからでは遅いので、収穫前に話をしておかなければいけません。
農家さんにとっては突飛な話になりますので、仲のよい方がいらっしゃれば、の選択肢です。あくまで自己責任でお願いしますね。
※2021.8.8追記※
私のオンラインショップも受講生限定で麦わらを販売しています。
1 -4.糸
ストロースターに使う糸は、手縫い糸やミシン糸など、自宅にある細い糸で十分です。
但し、初回は細すぎると糸の扱いが難しくなるので、手縫い糸が安心かもしれません。
2.一番簡単なストロースターを作ってみよう
作り始める前に少し私のオンライン教室を紹介させてくださいね。
全国どこからでも、気軽に麦わら手仕事を学んでいただける動画配信型の教室です。
noteのプラットホームを使って、多彩な麦藁手仕事をお伝えしていますのでぜひご利用ください♪
例えばストロースター初級①コースはこんな感じです。簡単なものからより複雑で美しいものまで、各コースでレッスンしていますので、よかったら見てみてくださいね♪
ではではお待たせしました!
まずは一番簡単な形を作ってみましょう♪
3.おわりに
いかがでしたか?
もっと色々なパターンを作りたい方は、
オンライン教室「麦わら手しごと教室」にお越しください♪
動画で丁寧に解説していますので、いつでもご自宅で麦わらの手仕事を学んで頂けます。
ストロースターの美しいパターンをはじめ、麦藁を編み込んで作るオーナメントや、フィンランドの伝統装飾ヒンメリも作ることができます。
教室の案内ページはこちらです↓
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ヒンメリを作ってみたい?必要な道具と簡単な作り方!動画解説も!
こんにちは!
今日は麦藁装飾を専門に製作、販売している私から、
初めての方でも安心してスタートできる「ヒンメリのはじめ方」をお伝えしようと思います。
「ヒンメリを作ってみたい!」
「けど、道具は?材料は?どこでそろえればいいの?」
「やってみたいけど、難しそうだし、きっかけがない・・・」
と思われている方もいらっしゃると思います。
そうですよね。
「そもそも”麦わら”って、どこにあるの? 」ですよね(笑)
そんな方に向けて、この記事では
必要な道具や材料の麦わらの調達、
ヒンメリの一番の基本形である「正八面体の作り方」まで徹底解説いたします!!!
できるだけヒンメリを始めるハードルを下げて、たくさんの人に癒しの時間を楽しんでいただければと思います。
ではスタートです^^
目次
- 1.ヒンメリを自分で作るメリット
- 2.お部屋に飾って素敵な空間に
- 3.まずは必要なものをそろえる
- 3-1.材料
- 「麦藁」
- 麦藁の入手
- 「糸」
- 3-2.道具
- 3-3. 一括で揃えるにはヒンメリキット
- 4.ヒンメリの一番基本となる正八面体をマスターしよう
- 5.正八面体をつなげればヒンメリに!
- 6.まとめ 麦わら手しごと教室のご紹介
1.ヒンメリを自分で作るメリット
まず最初に、ヒンメリを自分で作ることはとても楽しく、メリットもたくさんありますので確認しておきましょう。
- 作ることで楽しみや癒しを得られる
モノづくりが好きな方は、これが一番の動機かもしれませんね。
- 技術を得られる
作り方をマスターすれば、自分のオリジナル作品を作っていくことができます。
- 安く抑えられる
これも大きなポイントかもしれませんね。
ご自身で作る時間と技術向上のエネルギーが割けるのであれば、材料費のみで作ることができます。
- たくさん作って飾れる
ご自身で作られると、あっという間にヒンメリが増えていきます!
2.お部屋に飾って素敵な空間に
出来上がったヒンメリは素敵な空間を作り出してくれます。
ゆっくりと回転する姿は、日常の喧騒を忘れさせてくれますし、ヒンメリは家庭のお守りとしての意味もあり、お部屋のワンポイントになります。
ヒンメリの起源や意味について、詳しくはこちらの記事をご参照ください♪
さあ、お待たせしました!
まず製作の準備をしましょう!
3.まずは必要なものをそろえる
ヒンメリ作りに必要なものはそれほど多くありません。
高価な道具を揃えなければならない手仕事ではありませんので、
気軽に始められますよ。
3-1.材料
材料は、基本的に「麦藁」と「糸」のみです。シンプルですね!
「麦藁」
ヒンメリに適している麦藁は、「ライ麦」の麦藁です。
ライ麦の麦藁は他の麦に比べて丈夫で細く、節と節の間が長いため、大きなヒンメリも作ることができるからです。
他の麦藁でも作ることは出来ますので、最初はライ麦にこだわらずに手に入る麦藁で始めてもよいと思います。
ちなみに、私はヒンメリをビニールストローではなく麦藁で作ることにこだわっています。
ヨーロッパでは麦藁には聖なる力が宿ると信じられてきたからです。
お守りとしての意味も重視するのであれば、麦藁で作ってみたらいかがでしょうか。
麦藁の入手
①.ドイツのおもちゃを扱うショップで購入する
ヨーロッパから輸入した麦藁を扱っています。
ヒンメリ用の麦藁は30㎝にカットされて売られていることが多いです。
22㎝で売られているものは少し太めの麦藁で、ストロースター用のものなので注意が必要です。
・ザイフェンさん
https://seiffen.jp/handmade/himmeli-strowstar/5254/
・ペロルさん
https://perol.jp/smp/item/himmeli_straw_30cm001.html
②.ハンドメイドマーケットプレイスなどで購入する
国内で自家生産したライ麦を販売されています。
数量は限られますが、無農薬であったり、刈りたて緑色の藁だったりと、付加価値があります。
Creemaやminnne などで検索してみてください。
③.農家さんから分けていただくか、購入する。
身近に農家さんがいらっしゃれば、麦藁を分けていただけるかもしれません。
ただしその場合はライ麦ではなく小麦などになると思いますが、分けていただけるならそれで始めてみましょう!
コンバインで裁断されてからでは遅いので、収穫前に話をしておかなければいけません。
農家さんにとっては突飛な話になりますので、仲のよい方がいらっしゃれば、の選択肢です。あくまで自己責任でお願いしますね。
「糸」
ヒンメリに使う糸は、綿の太めの糸です。
「たこ糸」や「レース糸」が使われており、私は「レース糸」を使っています。
太さは40番が手に入りやすく、初心者の方にはちょうどいいと思います。
尚、60番は細めで糸が目立ちにくいので、慣れてきたら60番もいいでしょう。
3-2.道具
必要な道具は以下のものです。
・大きめのバット(麦藁を水に浸すため)
・タオル
・ハサミ
・定規
・ぬいぐるみ用針
(・糸通し)
ぬいぐるみ用針は、長い針です。麦藁の中に糸を通すのに必要で、普通の縫い針で代用できないこともないのですが、短すぎて煩わしさは感じると思います。
1回だけではなく、次回以降もヒンメリを作りたいと思われている方は、購入することをおすすめします。長短3種類ほどあると便利です。
3-3. 一括で揃えるにはヒンメリキット
麦藁、糸、針、解説が入ったキットも複数販売されています。
別々で購入するのが手間に感じる方、解説が手元に欲しいという方はキットから始めてみるのもお手軽です。
・ペロルさんのヒンメリキット
4.ヒンメリの一番基本となる正八面体をマスターしよう
材料と道具が揃ったら、さあはじめましょう!!
ヒンメリの一番基本となる形は正八面体です。
数学が苦手だった人も大丈夫!
一緒に作ってみましょう♪
動画で説明します!
(動画の前半部分は材料と道具の説明ですので、今まで読んでくださった方はとばして見てください^^)
5.正八面体をつなげればヒンメリに!
正八面体は出来ましたか?
これをたくさん作って繋げれば、素敵なヒンメリの完成です。
ここでは、始めての方も作りやすく、かつ見映えのするヒンメリに仕上げます。
はじめてのヒンメリ作り ~正八面体だけで小さなヒンメリを作る
6.まとめ 麦わら手しごと教室のご紹介
初めてのヒンメリ、いかがでしたか?
シンプルな材料で美しい幾何学が作れることが体感していただけたと思います。
さらに作っていきたいという方は、オンライン麦わら手しごと教室へお越しください♪
動画で丁寧に解説していますので、いつでもご自宅で麦わらの手仕事を学んで頂けます。
ストロースターの美しいパターンをはじめ、麦藁を編み込んで作るオーナメントや、フィンランドの伝統装飾ヒンメリも作ることができますよ。
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麦藁のヒンメリを長く美しく飾るために!お手入れと割れた麦の直し方
2023/06/26 修正しました
こんにちは!
麦わら作家のエリです。
ヒンメリを販売させていただいていますが、
そういえばヒンメリのお手入れや修復について触れていなかったなと思い、
私のお手入れ方法、形が崩れてしまったヒンメリの直し方について書こうと思います。
目次
1、麦藁は割れる、割ける!だけど、意味がある!
フィンランド発祥のヒンメリ、ますます多くの方が楽しんでいらっしゃいますね。
ヒンメリはもともとライ麦などの麦わらで作られてきましたが、
近年ではより耐久性の高いプラスチックストローで作られることも多くなりました。
麦わらだとどうしても「割れ」るというか、「裂け」るというか、
そういう破損が出やすいからです。
これは麦わらの性質上、かなり気を付けないとどうしても出てきてしまいます。
しかしそのデメリットがあっても、
私はヒンメリを麦わらで作りたいなと思っています。(子供向けのワークショップを除いて)
なぜなら麦わら自体が祈りの対象であるからなんです!
日本でも稲わらには神様が宿るとされ、しめ縄に使われるなど神聖視されてきました。
ヨーロッパでも同様に、キリスト生誕では飼い葉おけに麦わらが敷かれて、そこに寝かされていましたし、
麦わらには「魔法の力」が宿っているとされていました。
なので、麦わらを使わないとヒンメリのお守り(豊かさをもたらす)としての効果が本来の意味では薄れてしまうような気がするのです。
そういうわけで麦わらで作ることにこだわっているのですが、
先ほども書いた通り、割れ・裂けがどうしても出てしまいます。
こんな感じに形が崩れる原因になってしまうんです。
また、長く飾っていると埃がついてしまったり。
ちなみにフィンランドの伝統では、一年に一度、冬にヒンメリを作って飾り、
翌年の夏には燃やしていました。
だからこれから紹介するお手入れはしていなかったでしょう。
けれども、日本で毎年そのようにヒンメリを取り換えることは難しい人がほとんどだと思います。
お手入れをしてできるだけ長く楽しんでいただき、天寿を全うしたと思ったら、また新しいヒンメリを迎えてくださいね。
ではではお待たせしました!お手入れ開始です!
2、ホコリを取るには、弱いシャワーを掛ける!
ホコリを取る方法を色々と模索してきましたが、よわーいシャワーが一番いいです!!!(2023/6/26修正)
何か道具を使ってホコリを取ろうと、今まで苦労してきましたが、
水で流すとあっという間につるっと綺麗になります。
流した後は、また吊るして乾かすだけ。
しっかり作ってあるヒンメリなら、全然大丈夫です。
埃が取れると、元の麦わらの輝きが蘇ります!
ぜひお試しください♪
(シャワーが強すぎたり、もともと弱いヒンメリだったりすると、破損するかもしれませんので、自己責任でお願いしますm(__)m)
3、麦わらの割れ・裂けを直すには手芸用または木工用ボンド!
ヒンメリの破損の大部分は、麦わらの割れ・裂けによるものです。
麦わらの端がこのように裂けて、糸がはみ出してしまい、形が崩れてしまいます。
直し方ですが、
まずは糸を麦わらの中に戻します。
麦わらを元の位置に戻すようにして、裂けている部分から糸を中に戻します。
同じところから糸が出てしまわないような配置で、手芸用または木工用ボンドを裂けている部分に塗ります。
藁の位置を調整して、そのまま乾かします。
藁の位置は全体のバランスを見ながら美しく調整することが大事です。
ヒンメリは糸と麦わらだけでできていて、糸の結び目や麦わら同士の重なり合いなどで微妙に歪みます。
これを手でずらして調整してあげることでさらに美しく飾ることができます。
これで完成です!
お手持ちのヒンメリもぜひ美しくお掃除してあげてくださいね。
それではー!
サンタクロースを手伝う こびと、トムテって?
こんにちは!
サンタさんの手伝いをしているこびとのことを知っていますか?
うちの子たちには、
「サンタさんにはお手伝いをするこびとがいるんだよ。
こびとたちがプレゼントを用意するんだよ。」
と話していました。
でも、どんなこびとなんでしょうね?
調べてみましたのでシェアしますね☺
目次
1、北欧の妖精トムテ
サンタさんのこびとの起源は、北欧で伝承されてきたトムテ(Tomte 英語での呼び名)にあります。
トムテは、スウェーデンではTomtor(トムテのスウェーデン語)、
フィンランドではトントゥ(tonttu)と呼ばれています。
北欧で信じられてきた存在なのですね。
彼らは農家の屋根裏に住んでいました。大きさは幼い子供くらい。
そして、夜中にこっそり農作業や家事を手伝うのだそうです!
空だったはずのバケツをベリーで一杯にしてくれたり!
なんて素晴らしいのでしょう!!!😆
とても人間味があって、イタズラをされると仕返しをするとか、
大事にされないとすぐに家を変えるとか…(笑)
また、北欧ではクリスマスの頃にヨウル(ユール)という太陽祭が行われていましたが(今ではヨウル=クリスマス)、
その夜にトムテ用にバターを入れたお粥を屋根裏に置くのだそうです。
もしあげないと、やっぱり他の家に引っ越しちゃうのだとか。
愛らしい存在ですね♪
そんなトムテですが、キリスト教の流入によって、一時は悪魔の仲間と見なされたこともあったそうです💦かわいそうに。
2、トムテがサンタクロースに抜擢される
(19世紀初頭のアメリカで、今のような赤い服を着た恰幅のいいおじいさん像が定着したようです。)
すると、元々いたトムテが北欧版のサンタクロースとして、
子供たちにプレゼントをあげる存在となりました。大抜擢!!(笑)
これをユールトムテと呼ぶようですよ☺
つまり、19世紀の北欧では、サンタクロースではなくユールトムテがプレゼントを配っていたのです。
3、サンタクロース文化が広がり、お手伝いに降格…(笑)
さらに時代が進むと、世界各国で、サンタクロースが住んでいる国が宣言されました(笑)
最初は北極でしたが、人口増加により一人で配りきれなくなったサンタさんは、サンタさんを増やすことに…。
グリーンランド、スウェーデン、フィンランドと次々にサンタさんの町が出来ました。
現在では、北欧でもサンタクロースの存在が定着し、ユールトムテは、サンタクロースのお手伝いをするこびととして認知されるようになったようです。
妖精トムテ、紆余曲折あってのサンタさんのお手伝いさんなんですね♪
長くなりましたが、そんなこんなで、我が家の「サンタさんのこびと」の伝承(笑)が出来上がったようです。子供には話しませんが(笑)
さーて、今年もサンタさん、頑張りますよー✨
※降格しないで頑張ってるニッセ
※追記 ノルウェーでは、妖精ニッセがサンタクロースのお手伝いに成り下がることなく、今でもサンタクロースばりにプレゼントを配っているのだそうです!ニッセ、頑張ってるね!
よかったら私のショップも見てみてくださいね!全然関係ないですけど(笑)
では✋☺