Forest Chimney~麦わら作家の家~

ストロースター、ヒンメリ、麦編みを製作、販売。オンライン教室では、作り方もお伝えしています。

サンタクロースを手伝う こびと、トムテって?

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さすが北欧のこびとはスキーもお手のもの

こんにちは!

 

サンタさんの手伝いをしているこびとのことを知っていますか?

 

うちの子たちには、

「サンタさんにはお手伝いをするこびとがいるんだよ。

こびとたちがプレゼントを用意するんだよ。」

と話していました。

 

でも、どんなこびとなんでしょうね?

調べてみましたのでシェアしますね☺

 

目次

 

 

1、北欧の妖精トムテ

サンタさんのこびとの起源は、北欧で伝承されてきたトムテ(Tomte  英語での呼び名)にあります。

トムテは、スウェーデンではTomtor(トムテのスウェーデン語)、

ノルウェーデンマークではニッセ(nisse)、

フィンランドではトントゥ(tonttu)と呼ばれています。 

 

北欧で信じられてきた存在なのですね。

彼らは農家の屋根裏に住んでいました。大きさは幼い子供くらい。

そして、夜中にこっそり農作業や家事を手伝うのだそうです!

空だったはずのバケツをベリーで一杯にしてくれたり!

なんて素晴らしいのでしょう!!!😆

 

 とても人間味があって、イタズラをされると仕返しをするとか、

大事にされないとすぐに家を変えるとか…(笑)

 

また、北欧ではクリスマスの頃にヨウル(ユール)という太陽祭が行われていましたが(今ではヨウル=クリスマス)、

その夜にトムテ用にバターを入れたお粥を屋根裏に置くのだそうです。

もしあげないと、やっぱり他の家に引っ越しちゃうのだとか。

愛らしい存在ですね♪

 

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大切にしてねー

 

そんなトムテですが、キリスト教流入によって、一時は悪魔の仲間と見なされたこともあったそうです💦かわいそうに。

 

2、トムテがサンタクロースに抜擢される

しかしその後、サンタクロース文化がアメリカから流入します。

(19世紀初頭のアメリカで、今のような赤い服を着た恰幅のいいおじいさん像が定着したようです。)

すると、元々いたトムテが北欧版のサンタクロースとして、

子供たちにプレゼントをあげる存在となりました。大抜擢!!(笑)

 

これをユールトムテと呼ぶようですよ☺

 

つまり、19世紀の北欧では、サンタクロースではなくユールトムテがプレゼントを配っていたのです。

 

3、サンタクロース文化が広がり、お手伝いに降格…(笑)

さらに時代が進むと、世界各国で、サンタクロースが住んでいる国が宣言されました(笑)

最初は北極でしたが、人口増加により一人で配りきれなくなったサンタさんは、サンタさんを増やすことに…。

グリーンランドスウェーデンフィンランドと次々にサンタさんの町が出来ました。

 

現在では、北欧でもサンタクロースの存在が定着し、ユールトムテは、サンタクロースのお手伝いをするこびととして認知されるようになったようです。

 

 妖精トムテ、紆余曲折あってのサンタさんのお手伝いさんなんですね♪

 長くなりましたが、そんなこんなで、我が家の「サンタさんのこびと」の伝承(笑)が出来上がったようです。子供には話しませんが(笑)

 

さーて、今年もサンタさん、頑張りますよー✨

 

 ※降格しないで頑張ってるニッセ

※追記  ノルウェーでは、妖精ニッセがサンタクロースのお手伝いに成り下がることなく、今でもサンタクロースばりにプレゼントを配っているのだそうです!ニッセ、頑張ってるね!

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子供たちは喜んでくれるかの~フォッフォッフォ

 

よかったら私のショップも見てみてくださいね!全然関係ないですけど(笑)

では✋☺

www.creema.jp