Forest Chimney~麦わら作家の家~

ストロースター、ヒンメリ、麦編みを製作、販売。オンライン教室では、作り方もお伝えしています。

麦藁装飾、ストローオーナメントの作り方まとめ

この記事では、ヨーロッパで古くから伝わる麦わらを使ったオーナメント(ストローオーナメント)の作り方について、改めてまとめてみたいと思います。

 

 

はじめに

私はForest Chimneyという屋号で、オンラインでの”麦わら手しごと教室”を運営しています。

noteのマガジン機能を使って、動画でのレッスンを行っており、おかげさまで「わかりやすい」とご好評をいただいています。

 

この記事では、そちらのオンライン教室のレッスンを紹介しながら、ヨーロッパの麦藁細工の作り方の概要をお伝えしたいと思います。

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様々な形の美しいオーナメント

 

ヨーロッパ麦藁細工の歴史

ヨーロッパでは古くから麦わらには精霊が宿っているとされ、日本の稲わらと同じように神聖視されてきました。また、麦わらは農民にとっては重要な素材で、帽子や籠、縄など様々な生活用品が作られてきました。

 

そんな中で、麦わらの手しごとが受け継がれてきたわけですが、産業革命が始まるとその技術は急速に廃れてしまいました。

幸いなことに、二十世紀半ばになるとその民芸の復活を試みる人たちが現れ、芸術的な要素がさらに高められて現在に至っています。

 

ヨーロッパ麦藁細工の種類

各国で独自にあるいは融合された麦わらの装飾が作られてきました。

 

  • フィンランドのヒンメリ
  • リトアニアのソダス
  • ドイツのストロースター
  • イギリスなどのウィートウィーヴィング(麦編み)
  • スイスの麦藁刺繍

この中で、私が作り方を教えているのはヒンメリ、ストロースター、ウィートウィーヴィング(麦編み)です。

ヒンメリはフィンランドモビールということをご存じの方も多いかと思いますが、ストロースターと麦編みは聞いたことがない方のほうが多いと思います。ストローオーナメントや麦わらのオーナメントといったほうが分かりやすいでしょうか。

 

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フィンランドのヒンメリ(Forest Chimney作)

 

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ドイツのストロースター(Forest Chimney作)

 

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イギリスなどの麦編み(Forest Chimney作)

 

いずれも素敵な手仕事で、クリスマスオーナメントを手作りしたい方や室内装飾を作ってみたい方にはおすすめしますよ(^^)

 

実際の作り方

さてでは実際の作り方です。

どのように作っているのかな?私にもできるかな?と気になりますよね。

そして、種類も色々あるので、どれから始めようかと迷われると思います。

 

まずは、それぞれ一番簡単な作り方の動画を載せておきますので、

やってみようと思うものから、その下のレッスンページへお越しください。

必要な材料などはそちらに載っています。

 

尚、ヒンメリのレッスンについては3月中旬にアップ予定です。

今の段階では以前に制作したYoutube動画を載せておきますね。

 

ヒンメリの作り方


はじめてのヒンメリ作り ~正八面体だけで小さなヒンメリを作る

 

 

ストロースターの作り方

vimeo.com

 

ストロースターの初級レッスンはこちらから

note.com

 

麦編みの作り方

麦編みについては、ほんのごく一部しか掲載できず申し訳ありませんが、このようにぐるぐると回転しながらスパイラルを作っていくのが基本的な作り方となります。

vimeo.com

 

麦編みのレッスンはこちらから

note.com

 

動画配信形式のレッスンとしているのは、

私と日程を調整しなくてもご自身の好きな時間にレッスンを受けていただけること、価格を抑えられること、情報を集めたプラットフォームを作れることなど、受講者様にもメリットが大きいと考えたからです。

 

このような形式のオンラインレッスンはまだ馴染みが薄い方も多いかと思いますが、出来るだけたくさんのことをお伝えしたいという思いから運営しております。

2020年からはなかなか外に出るにも自由がきかなくなりましたが、オンラインレッスンでしたら自分の思うままに作ることができます。

 

また気軽に楽しんでいただきたいという想いから、1コース2000円で提供しています。内容は、ワークショップ3、4回分ですので、1つコースを取っていただくとかなり技術が向上しますよ。(^^)

 

私の学んできたことを惜しみなく公開していますので、この分野にご興味があればぜひいらしてみてくださいね(^^♪

 

ote.com