冬至の頃はヒンメリの季節でもあります
フィンランドの伝統装飾、ヒンメリ。
ご存じの方も増えていると思います。☺
ヒンメリ(himmeli)とは「天」を意味し、別名「光のモビール」とも言われています。
伝統的には、冬至の祭事(ヨウルというそうです)のために飾られたものでした。
その後、キリスト教が入ってクリスマスの行事と統合されました。
さらにドイツからクリスマスツリーの文化が流入すると一時期廃れたそうですが、復活運動の末に現代的なアレンジが加えられて今に至るとのこと。
冬至、、、ちょうどクリスマスの少し前になるでしょうか?
ちょうどこの日、北半球では
長くなる一方だった夜から一転して、
太陽が力を取り戻し、昼が長くなる境目の日となります。
冬の北欧フィンランドでは、どんなに太陽が恋しいことでしょう。
暗く、寒い冬。
太陽の復活祭であるヨウルは、喜びの行事であったに違いありません。
今では遠く離れた日本でもヒンメリブームといって差し支えないでしょう。
基本のかたちは、正八面体。
↓左のが小さな正八面体です。
各地でワークショップが開かれていますね。
はじめての方でも、綺麗に作ることができます✨☺
この形は、見る角度によって表情が異なり、
とても美しいフォルムです。
正八面体をいくつか重ねたヒンメリです。
ヒンメリにとって、陰はとても重要な要素。
大きなものも、この通り。
角度によっては六芒星が現れます。
ヒンメリは、基本的にはライ麦などの麦わらで作られます。
それは、日本のしめ縄と同様に、主食である穀類の藁を神聖視しているためです。
豊穣への感謝、自然への畏怖と感謝を表しているのですね☺
どうぞ、これからの季節、ヒンメリも楽しんでみてくださいね✨
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