ヒンメリを作ってみたい?必要な道具と簡単な作り方!動画解説も!
こんにちは!
今日は麦藁装飾を専門に製作、販売している私から、
初めての方でも安心してスタートできる「ヒンメリのはじめ方」をお伝えしようと思います。
「ヒンメリを作ってみたい!」
「けど、道具は?材料は?どこでそろえればいいの?」
「やってみたいけど、難しそうだし、きっかけがない・・・」
と思われている方もいらっしゃると思います。
そうですよね。
「そもそも”麦わら”って、どこにあるの? 」ですよね(笑)
そんな方に向けて、この記事では
必要な道具や材料の麦わらの調達、
ヒンメリの一番の基本形である「正八面体の作り方」まで徹底解説いたします!!!
できるだけヒンメリを始めるハードルを下げて、たくさんの人に癒しの時間を楽しんでいただければと思います。
ではスタートです^^
目次
- 1.ヒンメリを自分で作るメリット
- 2.お部屋に飾って素敵な空間に
- 3.まずは必要なものをそろえる
- 3-1.材料
- 「麦藁」
- 麦藁の入手
- 「糸」
- 3-2.道具
- 3-3. 一括で揃えるにはヒンメリキット
- 4.ヒンメリの一番基本となる正八面体をマスターしよう
- 5.正八面体をつなげればヒンメリに!
- 6.まとめ 麦わら手しごと教室のご紹介
1.ヒンメリを自分で作るメリット
まず最初に、ヒンメリを自分で作ることはとても楽しく、メリットもたくさんありますので確認しておきましょう。
- 作ることで楽しみや癒しを得られる
モノづくりが好きな方は、これが一番の動機かもしれませんね。
- 技術を得られる
作り方をマスターすれば、自分のオリジナル作品を作っていくことができます。
- 安く抑えられる
これも大きなポイントかもしれませんね。
ご自身で作る時間と技術向上のエネルギーが割けるのであれば、材料費のみで作ることができます。
- たくさん作って飾れる
ご自身で作られると、あっという間にヒンメリが増えていきます!
2.お部屋に飾って素敵な空間に
出来上がったヒンメリは素敵な空間を作り出してくれます。
ゆっくりと回転する姿は、日常の喧騒を忘れさせてくれますし、ヒンメリは家庭のお守りとしての意味もあり、お部屋のワンポイントになります。
ヒンメリの起源や意味について、詳しくはこちらの記事をご参照ください♪
さあ、お待たせしました!
まず製作の準備をしましょう!
3.まずは必要なものをそろえる
ヒンメリ作りに必要なものはそれほど多くありません。
高価な道具を揃えなければならない手仕事ではありませんので、
気軽に始められますよ。
3-1.材料
材料は、基本的に「麦藁」と「糸」のみです。シンプルですね!
「麦藁」
ヒンメリに適している麦藁は、「ライ麦」の麦藁です。
ライ麦の麦藁は他の麦に比べて丈夫で細く、節と節の間が長いため、大きなヒンメリも作ることができるからです。
他の麦藁でも作ることは出来ますので、最初はライ麦にこだわらずに手に入る麦藁で始めてもよいと思います。
ちなみに、私はヒンメリをビニールストローではなく麦藁で作ることにこだわっています。
ヨーロッパでは麦藁には聖なる力が宿ると信じられてきたからです。
お守りとしての意味も重視するのであれば、麦藁で作ってみたらいかがでしょうか。
麦藁の入手
①.ドイツのおもちゃを扱うショップで購入する
ヨーロッパから輸入した麦藁を扱っています。
ヒンメリ用の麦藁は30㎝にカットされて売られていることが多いです。
22㎝で売られているものは少し太めの麦藁で、ストロースター用のものなので注意が必要です。
・ザイフェンさん
https://seiffen.jp/handmade/himmeli-strowstar/5254/
・ペロルさん
https://perol.jp/smp/item/himmeli_straw_30cm001.html
②.ハンドメイドマーケットプレイスなどで購入する
国内で自家生産したライ麦を販売されています。
数量は限られますが、無農薬であったり、刈りたて緑色の藁だったりと、付加価値があります。
Creemaやminnne などで検索してみてください。
③.農家さんから分けていただくか、購入する。
身近に農家さんがいらっしゃれば、麦藁を分けていただけるかもしれません。
ただしその場合はライ麦ではなく小麦などになると思いますが、分けていただけるならそれで始めてみましょう!
コンバインで裁断されてからでは遅いので、収穫前に話をしておかなければいけません。
農家さんにとっては突飛な話になりますので、仲のよい方がいらっしゃれば、の選択肢です。あくまで自己責任でお願いしますね。
「糸」
ヒンメリに使う糸は、綿の太めの糸です。
「たこ糸」や「レース糸」が使われており、私は「レース糸」を使っています。
太さは40番が手に入りやすく、初心者の方にはちょうどいいと思います。
尚、60番は細めで糸が目立ちにくいので、慣れてきたら60番もいいでしょう。
3-2.道具
必要な道具は以下のものです。
・大きめのバット(麦藁を水に浸すため)
・タオル
・ハサミ
・定規
・ぬいぐるみ用針
(・糸通し)
ぬいぐるみ用針は、長い針です。麦藁の中に糸を通すのに必要で、普通の縫い針で代用できないこともないのですが、短すぎて煩わしさは感じると思います。
1回だけではなく、次回以降もヒンメリを作りたいと思われている方は、購入することをおすすめします。長短3種類ほどあると便利です。
3-3. 一括で揃えるにはヒンメリキット
麦藁、糸、針、解説が入ったキットも複数販売されています。
別々で購入するのが手間に感じる方、解説が手元に欲しいという方はキットから始めてみるのもお手軽です。
・ペロルさんのヒンメリキット
4.ヒンメリの一番基本となる正八面体をマスターしよう
材料と道具が揃ったら、さあはじめましょう!!
ヒンメリの一番基本となる形は正八面体です。
数学が苦手だった人も大丈夫!
一緒に作ってみましょう♪
動画で説明します!
(動画の前半部分は材料と道具の説明ですので、今まで読んでくださった方はとばして見てください^^)
5.正八面体をつなげればヒンメリに!
正八面体は出来ましたか?
これをたくさん作って繋げれば、素敵なヒンメリの完成です。
ここでは、始めての方も作りやすく、かつ見映えのするヒンメリに仕上げます。
はじめてのヒンメリ作り ~正八面体だけで小さなヒンメリを作る
6.まとめ 麦わら手しごと教室のご紹介
初めてのヒンメリ、いかがでしたか?
シンプルな材料で美しい幾何学が作れることが体感していただけたと思います。
さらに作っていきたいという方は、オンライン麦わら手しごと教室へお越しください♪
動画で丁寧に解説していますので、いつでもご自宅で麦わらの手仕事を学んで頂けます。
ストロースターの美しいパターンをはじめ、麦藁を編み込んで作るオーナメントや、フィンランドの伝統装飾ヒンメリも作ることができますよ。
教室の案内ページはこちらです↓
インスタもやっています。
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