麦わらのストロースターを子供と一緒に作ろう!キットの選び方を解説します
こんにちは!
麦わら作家のForest Chimneyです。
今回は、お子さんと一緒にストロースターを作ってみたい方、またはお子さんの工作として買ってあげたい方に向けて書いてみたいと思います。
その場合、最初にストロースターキットを購入されることが多いと思いますので、
キットの種類「シンプル」と「初級」の違い と 出来る作品の違いについて解説したいと思います。
尚、シンプルキットでの作り方については次回解説しますが、「初級」キットで解説した記事も参考にしてくださいね☺
※ 私が持っている「初級」キットは旧バージョンです。
新バージョンでは、日本語解説が詳しくなり、糸と針が追加されているそうです。
それ以外は同じで、作ることができる作品も変わりませんので、その前提でお話ししますね。
ストロースターのキットには三種類があります
麦わらのストロースターキットはいくつかあるので、購入しようとすると迷われるかもしれません。
日本で扱われているキットの種類は「シンプル」、「初級」、「上級」の三つです。
大まかにいうと、
「シンプル」は、子供向け
「初級」は、大人の初めての方向け
「上級」は、大人の経験者向け です。
初めての方は、「シンプル」か「初級」を購入しましょう。
以下に、二つの違いを解説しますね。
「シンプル」は子供向け
まずシンプルの内容と出来る作品例を見ていきましょう。
内容は、解説書、8穴の中小枠、ストロー割り器(4分割)、カラーストロー(色付の麦わら)、ナチュラルストロー(麦わら) です。
特に「初級」との重要な違いは、枠の穴(谷の部分)が8つしかないことです。
この部分にわらを置いて組んでいきますが、これが減ることで簡単になっているのですね。
また、ストロー割り器も、4分割です。藁が細くなりすぎないので、割れにくく、子供でも扱えますよ。
枠にガイド(麦わらを置く線)がついていたり、かわいいネズミが解説している点も子供向けに作られています。
実際に作っている様子(4歳)
先日、4歳の娘に「シンプル」キットを使ってもらいました。
ふだん私がストロースターを作っているところは見ていましたが、自分でやってみるのは初めてでした。
わらの置き方や糸の巻き方を教えながら、10分ほどでスターを作ることができました。
なお、彼女は工作好きです。
幼児でも手先の器用な子なら、シンプルキットで大人と一緒に楽しく作ることができると思います。
また、小学一年生の不器用長男に作ってみてもらいました。(笑)
糸を巻くところが、少し難しいようです。
そういう場合は、糸だけ大人が巻いてあげて、藁を組むところと、藁をカットするところをやらせてあげると楽しいと思います。
子供の場合、麦わらと糸だけで何らかの形が出来上がることが醍醐味だと思います。
少々不恰好でも、素敵な幾何学体験が出来ますよ♪
「シンプル」の作品例
「初級」は小学校高学年から
初級の内容は、解説書、枠、ストロー割り器、糸と針、カラーストロー、ナチュラルストローです。(※写真には糸と針が抜けています)
「シンプル」よりも枠の穴が多く、12個空いています。それによってより細かく複雑なスターを作ることができます。
出来上がる作品の違いは、例えば同じように組んだとしてもこのように違います。
小学校高学年以上で工作が好きな子には初級キットをおすすめします。
初級の枠はシンプルに比べると断然作品の幅が広がるからです。
わらを綺麗に並べたり、糸を巻くのに多少の根気と器用さが必要ですが、
難しそうなら、大人が少し手伝ってあげると楽しく製作できると思います。
最初は大人と一緒に作り方を覚えて、出来るようになったら、
様々な形と色で楽しみましょう♪
細かいのは難しそう、、、という子には、シンプルキットから始めて、後で単品の初級の枠を追加する手もありますよ。
「初級」の作品例 (大人が作ったものです)
次回は、シンプルキットを使って、子供向けに作り方を紹介したいと思います。
休校中、休園中の親子さん、一緒に作ってみませんか😊
***追記*** 2020.12.7
麦わら手しごと教室をオンラインで開講予定です。
noteというサービスを使って、ヒンメリやストロースターなどの作り方を動画でお伝えします。
全国どこにいても麦わらの手しごとが学べますし、動画を見て作っていただく形式なので、時間を気にすることなく気軽に始められます。
教室のサークルもnote上で設置予定です。生徒さん同士での交流や、作り方の質問なども受けつける予定です。
ご興味のある方は、私のnoteをフォローしてください(^^)