光と影を生きる コロナ時代に立ち会って
久々の更新になりました。
子供たちの長い休校、休園も少しずつ解除されてきて、
私も気持ちが外向きになってきています。
今日は大きな時代の変わり目となるであろうこのコロナ時代に立ち会って、
改めて 「光と影」両方を認めて生きることの大事さ を感じたので、
ここに書いてみたいと思います。
この2、3ヶ月で私が考えたこと。
一番大きなことは、
「もし私が死んだら…」
ということでした。
コロナ以前はあまり考えていなかったこと。
けれども、この期間はすごく具体的に考えました。
そして、
「子供たちのために今はまだ死ねない。神様、まだお迎えを寄越さないで!」
とも思いました。
夫と、そうなったときのことも話したり、
生命保険の書類についていた家族へのメッセージカードをようやく書いたりしました。
こうして死を意識することで、
日常がどんなに期間限定の素晴らしいものなのかを思いしりました。
死を意識すると 生が輝く。
いつもお客様に、「光と影はセットです」「現代人は影を見ない」「影も楽しんで」とお伝えしているにも関わらず、
私は自分では何も見ていなかったのだと
改めて気付いてしまったのでした。
死がいつか私に訪れることは、コロナ以前も今も変わることのない事実ですが、
それを現実味のあることとして意識できるようになったことは、
私にとって大きなことでした。
そしてもしかしたら、
この「影を認める」ということは、
これまでなんとなくあった
時代の閉塞感 息苦しさ
から抜け出す一歩になるのではないか、そんな予感がしています。
限られた人生、
自分らしく生きようとする人が増えるのではないか?
自分自身に対しても
社会に対しても
そうありたい、そういう社会が来るといいなと思っています。